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第3回SDGs推進特別委員会「SDGs実践セミナー『SDGsを経営の根幹に取り込む方法』」WEB講演会を開催

投稿日:2022.3.1

講師:玉木巧氏

 令和4年3月1日(火)SDGs推進特別委員会は、株式会社Drop SDGsコンサルタント 玉木巧氏を講師としてSDGs実践セミナー「SDGsを経営の根幹に取り込む方法」と題して講演会を開催した。講演はまず最初に、国内企業におけるSDGsの取り組み状況についての話題から始まった。これまでSDGsは東京・大阪・名古屋などの企業が取り組むべき課題と考えられていたが、この2・3年で地方においてもSDGsへの取り組みが重要な経営課題と考える企業が増えた(愛媛県では20年以降に7割の企業がSDGsへの取り組みを開始するとの調査結果もある)ことを説明した。その後、SDGsを企業に取り込むヒントとして、「過去の取り組みをSDGsで整理する”後付けマッピング”」や、「未来に向けた取り組みをSDGsで整理する“先付けマッピング”」など事業活動とSDGsを紐づける方法を紹介。多くの中小企業が、このマッピングを行っている段階で、「SDGsを理解するフェーズ」にあると説明。そしてこれから企業に求められるアクションは、「優先課題の決定」であり、バリューチェーンマッピングを行い、長期ビジョンを策定したうえで、「マテリアリティ」(企業にとっての重要課題)を特定することが重要であると解説した。また、優先課題を決める際には「何に取り組まないか」を決めることであり、17の目標全てが重要であるわけではないと話した。それは17の目標が、バラバラに存在するものではなく、複数の要素に影響を及ぼしており、全ての目標に結びついているためであり、1つのターゲットに取り組むことで複数の目標の達成に波及していくことにつながるからであると説明した。そのほか「リンケージ思考」や「インパクトストーリー」(価値の連鎖)などについても詳しく説明した。SDGsを実践的に経営に取り入れる方法について学ぶ大変有意義な講演会となった。