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第116回西日本経済同友会会員合同懇談会in香川

投稿日:2018.10.15

テーマ「瀬戸内から発信する未来ネットワーク~ミレニアル世代に向けて動き出した交流~」

10月12日(金)、第116回西日本経済同友会会員合同懇談会がJRホテルクレメント高松にて開催された。香川県での開催は10年ぶりであり、当会を含む西日本18経済同友会会員総勢約500名が一堂に会した。

サヌカイト演奏 林千景氏

オープニングは、木槌でたたくと心地よい音色がでるため地元の人がカンカン石と親しみを込めて呼んでいる「サヌカイト」を楽器にして、サヌカイトアーティスト 林千景氏によるどこか懐かしい響きの音楽が披露された。

矢野代表幹事

そのあと、当会の矢野年紀代表幹事が歓迎の挨拶にたち「今回の懇談会では、人々の繋がりや交流をテーマとして皆さんと一緒に考えて行きたい。瀬戸内海の小さな船による交易の時代に始まり、連絡船・鉄道・本四連絡橋そして飛行機と交流手段も進化してきた。またこの先、四国に新幹線ができれば、人が動き、物が動き、情報が動くことで、次世代の交流はもっともっと活発になってゆくだろうと思っている。そのつながりによって経済同友会どうし更に交流を深め、豊かな社会に向け貢献して行けると信じている。」と述べた。

1部の懇談会では、基調講演として瀬戸内国際芸術祭 総合ディレクター 北川フラム 氏が今回の合同懇談会テーマでもある「瀬戸内から発信する未来ネットワーク~ミレニアル世代に向けて動き出した交流~」について講演された。

北川フラム氏

北川フラム氏は瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)について、「瀬戸芸では、芸術作品がある場所がどういう場所か、あるいは、この作品の後ろに広がる風景はどういうものか、あるいは、そこの歴史はどういうものかを明らかにする、そういった仕掛け、仕組みとしてのアートが、増加している。」そして人々の交流について「この瀬戸芸に100万を超える人たちが来られて、その地域と時間、そこに流れているもの、そして、そこにいる人たちの元気というものを感じていくということ」が重要であると述べた。またネットワークについても「来年の瀬戸芸は5,000人くらいのサポーターが入り、半分以上が外国人になるだろう。その方たちがSNSで世界中に発信する、ものすごく大きな宣伝力だ。」とし、最後に「サイトシーイングの観光が、地域の人たちの幸せを感じる『感幸』にならなければダメだ。今、香川県が考えている観光は、人が来ればいいという観光ではない。それは、自分たちも同時に、そこで元気が出る、そういった1人1人の生活に関わる、この『感幸』と同義でありたいというふうなことを考えている。」と結んだ。

泉 雅文氏 ・福井順子氏・十河瑞澄氏

つづいてのパネルディスカッションでは、四国旅客鉄道㈱取締役会長 泉雅文氏、NPO法人男木島図書館 理事長 福井順子氏、四国八十八カ所霊場会 青年会会長 十河瑞澄氏がパネリストとして登壇、当会の矢野代表幹事がファシリテーターを務め、コーディネーターの西日本放送㈱アナウンサーの亀谷哲也 氏の進行のもと、ネットワークと交流について「四国新幹線」「男木島」「四国遍路」をキーワードとして、それぞれの意見を述べ活発な議論が展開された。最後に矢野代表幹事が「人と人の交流拡大のためには、新幹線をはじめとする交通インフラの充実が必要であり、また伝統文化も含めてミレニアル世代に向けて情報発信をして地元を知ってもらうことが重要である。」と締め括った。

鳥取県経済同友会メンバー

最後に、次回開催地である鳥取県経済同友会の松村順史代表幹事と当日参加の同会メンバーが登壇し第117回の鳥取県大会(米子市での開催)をアピールしたあと、関西経済同友会の黒田章裕代表幹事が閉会の挨拶をして「第1部懇談会」は閉幕した。

その後の第2部ウェルカムアトラクションでは、SoNiceJazzBandによる香川の粋なジャズ演奏があった。

ベースを弾く宮本代表幹事

飛び入りで当会の宮本代表幹事がベース演奏をするという予想外の展開もあり参加の皆様に楽しんでいただいた。

第3部懇親パーティーは、浜田恵造香川県知事の歓迎挨拶に続いて大西秀人高松市長の乾杯の音頭により始まった。瀬戸内海が育んだ海の幸や、昼間の数時間しか開店していない有名な日の出製麺の社長が自らふるまう讃岐うどん、地元で取れるブドウを使った貴重な赤ワインR1、お酒が進む骨付き鳥、あんもち雑煮など、香川が誇る郷土料理を中心に、四国全県の料理ならびに地酒が用意され、参加者は料理やお酒を堪能するとともに会員同士の交流を深めた。最後に香川経済同友会の宮本代表幹事の閉会挨拶をもって懇親パーティーはお開きとなった。

女性会員の集いin香川

なお、懇親パーティー終了後には「女性会員の集いin香川」が開催され、徳島経済同友会の坂田千代子代表幹事、沖縄経済同友会の渕辺美紀代表幹事、香川経済同友会の竹内麗子特別幹事をはじめ多くの女性会員が参加、経済同友会での女性活躍と次回鳥取県での再会を誓い盛況のうちに終了した。

 また翌日のエクスカーションでは、瀬戸内国際芸術祭の開催地であるアートの楽園「直島」、観光列車「四国まんなか千年ものがたり」で行く大歩危峡、祖谷かずら橋、水上飛行機から眺める「うどん県」遊覧飛行、親睦ゴルフコンペと、どのコースも晴天に恵まれ秋の香川を満喫していただいた。