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第30回岡山・香川経済同友会幹部交流懇談会in香川

投稿日:2018.11.20

㈱オオクボエンタープライズ  大久保社長

 平成30年11月20日(火)、第30回岡山・香川経済同友会幹部交流懇談会が開催された。本会は毎年、開催地を交互に移して実施しており、今年は香川が幹事となり、庵治石大丁場、高松市石の民族資料館の視察を行なった。庵治石大丁場は世界的銘石である「庵治石」の産地であり、㈱オオクボエンタープライズの大久保社長のご協力を得て、現地を視察させていただいた。
大久保社長によると、採れた庵治石のうち、中でも極上の庵治細目と呼ばれる石は傷等を取り除き、斑(ふ)と呼ばれる庵治石特有のまだら模様が揃うように選定していくと実際に使用できるのは、採掘量のわずか3%程度にしかならない。

その石を最高の技術で加工することにより最高の製品としているため、非常に高額となるとのことであった。また、当日は㈱オオクボエンタープライズ様のご厚意で、現地で石割実演をしていただいた。石割りの技術は非常に高度な技術が必要があり、「無駄」を出さないようにするには至難の技である。採掘の職人が熟年の職人になるには30年と言われており、10年ではまだまだというから驚きである。

大丁場で説明を聞く一行

 

 

大丁場を後にし、庵治石の加工現場を視察させていただいた。大丁場から切り出した後でも工場での加工途中に傷が見つかることも多く、最終出荷までの道のりは非常に長い。墓石として使用できなかったものは地元イベントの「石あかりロード」等に石細工を施して出品することもある。庵治石はその含有成分から非常に粘り気があり、加工した石細工の形状次第では独特の弾力を感じることができた。
その後、一行は高松市牟礼町にある石の民族資料館へ移動。ここでは世界最高レベルの石材加工技術を持つ石工達が400年に渡って築き上げた知恵や技術、その歴史について学んだ。資料館では当時の原風景の再現だけでなく、道具等を展示しており、その歴史の深さを改めて知ることができた。
視察を終え、高松市西宝町の「アナザースタイル(結婚式場)」へ移動し、懇談会が開催された。

会議ではまず当会矢野代表幹事が本年度の活動概略を説明。その後岡山経済同友会松田代表幹事による挨拶の後、新代表幹事の挨拶として岡山経済同友会宮長代表幹事、続いて当会宮本代表幹事が挨拶を行った。
 挨拶の後、岡山・香川経済同友会の主な活動報告として岡山からは「サステナブル」な岡山の地域創生・地域活性化~広域からの誘客により交流促進を~と題し、同会観光振興委員会橋本副委員長が説明。その後、香川より提言「子どもの貧困について」の説明を未来ビジョン委員会三谷委員長、四国新幹線について四国新幹線導入推進特別委員会長戸副委員長がそれぞれ説明した。
 会議終了後、宮本代表幹事の乾杯の発声により懇親会を開始。中締めの挨拶には、来年の開催幹事として岡山経済同友会宮長代表幹事が立ち、「香川の皆様にご満足いただけるような会を計画しているので是非お越しください」と結び閉会となった。