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「社会課題解決に寄与するMaaSの実現に向けて」講演会を開催

投稿日:2019.7.4

 令和元年7月4日(木)、第3回技術革新委員会、第3回インフラ整備委員会として、㈱NTTドコモ 執行役員法人ビジネス本部 IoTビジネス部長 谷 直樹氏をお招きし「社会課題解決に寄与するMaaSの実現に向けて」 と題し勉強会を開催し、58名が熱心に聴講した。
まず最初に、「SOCIETY5.0と言われる社会の変化と第4次産業革命にみるテクノロジーの進化を背景に、企業は内部のデジタルによる変革と同時に外部に向けて新たな価値の創造が求められる時代であること。そういう時代の中で、ドコモはアセットパートナーとの協創によりデジタル化による価値の創出を目指して取り組んでいる。」ことを説明された。そして「Maasとは、移動に関するさまざまな課題を解決することと捉えている。そして、ドコモのMaasへの取組みの背景として、持続可能な生活の移動手段と観光交通の用途として2次交通の再生の必要性を感じている。2次交通の再生のポイントとして、①高度化型MaaS(生産性の高い新たな移動手段の実現)②サービス連携型MaaS(新たなビジネスモデルの創出)が考えられる。①の取組みとしての移動の需要予測である『AIタクシー』、移動の供給最適化である『AI運行バス』を開発しており、②の取組みとして”移動×サービス”のビジネス創出に向けた実証事例を創出している。それらについて、具体的な事例を説明すると、『AIタクシー』サービスは。各タクシー会社様と2018年2月15日より商用サービスが開始されている。また、九州大学伊都キャンパスでは、『AI運行バス』が2019年4月1日より学生の学内移動手段の利便性向上に向け商用開始されている。そして、横浜臨海部では、AI運行バスによる移動利便性向上と地域経済活性化を目的とした横浜MssS実証実験を実施してきた。今後サービス連携型MaaSは、移動に関する社会基盤となり、持続可能なビジネス、持続可能な社会の形成という点で重要な役割を果たしていくだろう。加えて、今後モバイル通信基盤である5Gの導入、ネットワークの整備により更なる進化を遂げていく」と語った。その後は、参加会員から、質問や要望含め活発な意見交換が行われた。