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第4回インフラ整備委員会「技術革新によるタクシー業界のゲームチェンジ」講演会開催

投稿日:2019.7.30

電脳交通㈱ 近藤 洋祐氏

令和元年7月30日(火)、第4回インフラ整備委員会として高松商工会議所と共催で「技術革新によるタクシー業界のゲームチェンジ」講演会を開催した。講師は㈱電脳交通 代表取締役社長 近藤 洋祐氏であり、自身の経験と同社の取組みについてご講演いただいた。近藤氏の経歴は非常に珍しく、アメリカのメジャーリーグに挑戦するため、単身アメリカへ渡米し、野球漬けの日々を送っていたとのこと。その後、実家の吉野川タクシーに入社し、当時経営破綻寸前だった会社の業績をV字回復させた異色の経歴を持つ。
近藤氏によれば、日本のタクシー業界は「市場縮小」、「高齢化」、「進まないIT化」の三重苦に悩まれされており、同社が位置する徳島県も近藤社長が就任当初は全国ワースト2の市場規模であった。そこで、近藤氏はタクシー業界のIT化に着目し、既存のタクシー配車システムが抱える問題を解消するため、クラウド型コールセンター、クラウド型配車システム、タクシーアドシステムを開発。これは配車システムではなく、配車管理業務そのものを受託するものであり、顧客の利用履歴だけでなく、一人一人の様々な情報を蓄積することで、地域に密着したシステムとなっている。また、タクシー業界は会社ごとに独自の配車ルールが決められているため、各社に合ったシステムをカスタマイズし提供することで、今では、18の都府県、3,000台の車両を配車管理を任されるまでになった。最後に「配車業務委託から、地域のタクシー事業者の経営支援、延いてはより多用な地域交通の支援を図っていきたい。」と結んだ。