トピックス

第117回西日本経済同友会 会員合同懇談会in鳥取県米子市

投稿日:2019.10.11

テーマ 『小さいからできる 人口最少県からのチャレンジ』

10月11日(金)、第117回西日本経済同友会会員合同懇談会が米子市文化ホールにて開催された。鳥取県での開催は10年ぶりであり、当会を含む西日本18経済同友会会員総勢約550名が一堂に会した。オープニングは、威勢のいい大山僧兵太鼓によるアトラクションで開始された。

そのあと、鳥取県経済同友会 松村代表幹事が歓迎の挨拶にたち、懇談会が開始された。

1部の懇談会では、基調講演として鳥取県知事平井伸治氏が「地方から開く令和新時代」と題し、マンガ・アニメのまち、住みたい田舎ナンバー1と言われる鳥取県のさまざまな取り組みを説明され、カニ取県へウェルカニと話を締め括った。
 続いて、㈱ALE 代表取締役岡島礼奈氏により「人工流れ星が生みだす新たな宇宙ビジネス」のプレゼーションがあった。宇宙産業は現在38兆円規模のものが2030年には100兆円規模になるという。岡島氏は、2020年5月に広島・瀬戸内地方を中心とし、北は鳥取、南は高知を含む直径200kmを超える広いエリアで見ることができる世界初の「人工流れ星」実現へ向けた事業を推進。今後はエンターテインメント事業で構築した技術や知見をを活かし、高度宇宙環境データを関連機関・企業へ提供するなどサイエンス領域への貢献を目指すそうである。

 パネルディスカッションでは、日本政策投資銀行米国法人の上定昭仁CEOと境港市出身のタレント上田まりえさんが進行役となり、鳥取県内で事業を展開する4人のパネリストが登壇した。地域活性化について、写真家の柄木孝志氏は「地域を元気にすること。素晴らしいものが当たり前となり、地元の人が気付いていない」と指摘。寿スピリッツの河越誠剛社長は「期待以上の満足を提供するため、レベルを上げ続けることでリピーターができる。地域活性化もいろいろな魅力を発信することが大切」と訴えた。また、都市と地方のギャップ縮小について、バルコスの山本敬社長は「成熟社会で育った今の若い人は20年前の欧州の若者に似ている。生まれた場所豊かに暮らし、都会(という概念)がなくなるのではないか」と持論を展開。大江の郷自然牧場を運営する「ひよこカンパニー」の小原利一郎社長は「近隣の県と連携しながら、世界と戦うことも必要とされる」と述べた。

最後に、次回開催地である関西経済同友会の深野弘行代表幹事と当日参加の同会メンバーが登壇し第118回の関西大会(大阪市での開催)をアピールしたあと、関西経済同友会の池田博之代表幹事が閉会の挨拶をして「第1部懇談会」は閉幕した。
その後の第2部は場所を変えてANAクラウンプラザホテル米子で行われ、ウェルカムアトラクションでは、ジャズピアニスト松本 茜さんの演奏があった。懇親パーティーは、鳥取県経済同友会 代表幹事 米原正明氏の開会挨拶に続いて伊木米子市長の乾杯の音頭で始まった。山陰でしか味わえない郷土料理を含めたパーティーで、参加者は料理やお酒を堪能するとともに会員同士の交流を深めた。最後に鳥取経済同友会実行委員長の細田耕治氏の中締挨拶があり、次回開催地大阪での再会を誓い盛況のうちに終了した。