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シンポジウム「新幹線で四国を変えよう」に参加

投稿日:2020.2.5

2020年2月5日(水)綾歌総合文化会館アイレックス大ホールにてシンポジウム「新幹線で四国を変えよう」が、県などでつくるJR四国線複線電化・新幹線導入期成同盟会の主催により行われた。地域住民や地元経済界から約600名が参加し、当会からは四国新幹線導入推進特別委員会として34名が参加した。

シンポジウムの冒頭、浜田恵造知事が「新幹線に関して四国は空白地域になっている。経済活性化や防災の観点からも必要。早急に整備計画に格上げしたい。今が正念場である」と、新幹線整備への意気込みを語った。

基調講演では京都大学名誉教授の中川大氏が日本の高速鉄道政策について解説。2000年以降、世界各国において高速鉄道整備が急速に進展したが、日本は1990年以降著しく停滞した。新幹線の整備遅延が鉄道全体の遅れに直結したと話した。また新幹線整備の必要性について触れ、「高速鉄道を軸とした地域公共交通のネットワーク構築は、世界の都市政策の大きな流れ。新幹線導入により都市の活性化、観光の促進、防災の観点などにおいて大きな効果をもたらす」と話した。 

その後、中川教授、四国新幹線整備促進期成会 会長 千葉昭氏、(一財)百十四経済研究所専務理事所長 西川良隆氏、香川大学生(男女1名)、浜田県知事ら5人によりディスカッションが行われた。テーマ「新幹線を活かした四国の将来像」のもと、西川氏からは四国新幹線で期待される波及効果を紹介。人口200万人規模の”四国ネットワーク中枢都市圏”を形成することで魅力ある都市機能が集積し、多くの人を引き寄せる四国が誕生すると説明した。浜田知事は「新幹線の導入は都市基盤の中核となる。新幹線を核とした公共交通の利便性を高めたい。公共交通ネットワークの在り方としてMaaS(Mobility as a Service)についても考えていきたい」と話した。香川大学生の大島温子氏・濱田雅史氏は「新幹線の導入は私たち若い世代も前向きに考えなければならない。新幹線ができれば可能性が無限に広がる」と将来の希望について語った。四国新幹線導入の機運を高める非常に有意義なシンポジウム参加となった。