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第26回四国地区経済同友会交流懇談会 高松にて開催

投稿日:2017.8.18

物見(モノミ)遊学(ユーガク) ~時代に先を越されない「21世紀的観光」を四国連携で考えよう~

平成29年8月18日(金)、当会が幹事となり、第26回四国地区経済同友会交流懇談会を、かがわ国際会議場に於いて開催した。今回の懇談会は2月に20名の若手会員中心の実行委員会を立ち上げて企画し、「物見遊学(モノミユーガク)~時代に先を越されない『21世紀的観光』を四国連携で考えよう」をテーマに実施し、四国地区経済同友会会員など114名(当会からは竹内代表幹事はじめ65名)が参加した。オープニングはサヌカイト演奏が飾り、竹内麗子代表幹事の開会挨拶、宮本吉朗実行委員長の趣旨説明の後、企業向けのリーダー育成研修等を手掛ける㈱ZEPHYROS(ゼフロス)CEO ジュン・ペイジ氏が「Your  Potential」と題した基調講演を行った。なお、ペイジ氏が住むアメリカ・サンフランシスコと会場は、インターネットによる生中継で結ばれた。

【基調講演PartⅠ「Your Potential」】

ジュンペイジ氏 サンフランシスコ中継

まず初めに、参加者はテーブル毎のチーム(67名)に分かれ、ペイジ氏の主導で模擬のサバイバルゲームを体験した。ゲームの結果を踏まえ、ペイジ氏は「生存率を高めるためには、立場を越えて個人の意見を述べつつ、チーム全員の多様な意見を聞き、話し合うことが重要である。」と強調した。また、ゲームをすると2割は必ず死に向かうチームがいることに触れ、「原因は、チームの中に反対意見を全く聞かない人がいたり、肩書きが邪魔をして発言できない人がいる」こと等を指摘。これらは、会社や組織に当てはまり、いわゆる大企業病のはじまりである。多様性のパワーを生かしたパワフルな組織作りについて学んだ。

【プレゼンテーション】その後、市民参加の観光振興の事例として、香川県内5団体の代表よるプレゼンテーションが行われた。まず、(一社) 街角に音楽を@香川 代表理事 鹿庭弘百氏は、「地元に豊かさを与えるため、生の人間や音楽を感じて欲しいとの想いから設立した。瀬戸内の魅力に音楽やアートを重ねて発信している。」と述べた。次に、無双地図㈱ 代表取締役 真鍋貴臣氏は、「食、宿泊、コミュニティ作りを通した地域の再生を目指し、三豊市詫間町の庄内半島にゲストハウス『燧-Hiuchi-』をオープンさせた。」と語った。そして、㈲広野牧場 代表取締役 広野豊氏は、「農業の魅力で地域を元気にしたいとの想いから、生産者としてだけでなく経営者として『森のジェラトリア MUCCA』を開店させ、新規就農者支援も実施している。」と紹介した。また、(一社)瀬戸内サーカスファクトリー 代表理事 田中未知子氏は、「『現代サーカス』を発信する場所として農村歌舞伎の文化がある瀬戸内に魅せられ、香川県で起業した。ことでん仏生山倉庫や屋島山上での公演をプロデュースしている。」と報告した。最後に、(一社)かがわガイド協会理事・事務局長森田桂治氏より、「協会では、自然を舞台にした体験学習による研修や、自然環境の調査、ガイドの育成、オリジナルツアーの企画等、香川の自然を体感し、学び、守る人を応援すべく活動している。」と説明した。

【基調講演PartⅡ「四国のPotential」】

管宏司氏

後半の基調講演は、地方創生事業等を手掛ける かすがいジャパン㈱の代表取締役 菅宏司氏とジュン・ペイジ氏から、四国のポテンシャルを信じ3年前に生まれたプロジェクト「スピリチュアルアドベンチャーアイランド四国」についての壮大な構想を聞いた。ペイジ氏より、「コンセプトは、アドベンチャー・アンド・カルチャー。ターゲットは、アメリカの20~30代の富裕層。彼らは、お金を払えば誰でも行ける所ではなく、人脈がないと体験できない祖谷渓谷でのカヌーや、本物の日本が感じられる秘境 石鎚山などを求めている。」と紹介した。続いて、菅氏は、「四国にはしまなみ海道や直島、お遍路など世界に誇れる観光資源が沢山あるが、それぞれが孤立して活動しているため、ポテンシャルが生かせていない。」と指摘。ポテンシャルを発揮するには、「分断されているものを繋げるストーリー作り、それに基づいた4県を越えた企画、新たな観光資源の開発、お客様目線に立った一貫したオペレーションの組み立てが必要。」と述べ、「そのために、是非、私たちを利用して頂きたい。」と力説した。最後に、次回開催地である土佐経済同友会 吉澤文治郎代表幹事より、来年は平成30年9月7日(金)、8日(土)に高知市で開催するとの挨拶で閉会となった。

【懇親パーティー】テーマ「瀬戸内ブルーを望みながら香川の夏の食材を楽しむ」

懇談会終了後、アリスイン高松に移動し、懇親パーティを行った。浜田恵造香川県知事より来賓の挨拶を頂き、愛媛経済同友会 本田元広代表幹事の乾杯挨拶で開宴した。参加者は、美しい瀬戸内海の眺望と夏の海をテーマとしたSO NICE Trioのジャズ演奏、そして何より美味しい料理を楽しみつつ交流を深めた。中締めは、徳島経済同友会の岡田好史代表幹事の挨拶で締めくくった。

翌日は、四国地区経済同友会交流ゴルフコンペを、鮎滝カントリークラブで開催した。個人戦優勝は、㈱松浦機械製作所 代表取締役 松浦良彦氏(徳島)が、団体戦は(一社)徳島経済同友会が優勝した。

交流ゴルフコンペ