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第2回インフラ整備委員会「地域の持続可能な発展に向けて港湾が果たすべきこと」講演会開催

投稿日:2020.9.28

令和2年9月28日(月)インフラ整備委員会は高松商工会議所と共催で、四国地方整備局 高松港湾・空港整備事務所長 池町 円氏を講師に迎え「地域の持続可能な発展に向けて港湾が果たすべきこと」~高松港・坂出港長期構想の検討に向けて~と題した講演会を開催した。
冒頭、松村インフラ整備委員長から、現在香川県、坂出市では高松港、坂出港の今後20年から30年に渡る港湾整備のビジョンを検討する長期構想検討委員会の開催が検討されている。25年振りの開催になり、当時のサンポートの計画に匹敵する令和の時代にふさわしい大きいプランが描けることを願っていると挨拶があった。
 池町所長によれば、高松港は1588年藩主生駒親正が内町港築造を開始して以来、高松城を中心とした港町として発展してきた。そして、高松港玉藻地区:2004年グランドオープンしたサンポート高松再開発(1300億円の予算)を経て現在の高松港に至っている。高松港における令和元年度コンテナ貨物量は11万TEU(20フィートで換算したコンテナ個数)であり、直近5年間は過去最高を更新して、定期コンテナ航路としては全国20位となっており、四国内での取扱貨物量で首位となった。高松港を取り巻く情勢の変化として、クルーズ船寄港が注目されている。2018年は14回、2019年は25回と近年増加している。2019年8月には「ダイヤモンド・プリンセス」が初寄港した。
 今後の高松港が抱える課題として、狭隘な土地の問題があり、特に埠頭へのアクセスについては、琴平電気鉄道踏切付近交通渋滞が発生して、迂回している港湾車両が多いこと。また、港湾施設の老朽化、コンテナターミナル内では、非効率な横待ちが発生している。また、サンポート高松を中心とした各施設など、賑わい空間の拡充も課題となっている。
 坂出港については、番の洲地区の埋め立てから、現在のニューポートプラン、取り組みの方向性等の説明があった。
 最後に、新型コロナ対策として2020年度補正予算額2200億円が「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」として用意されている、そういう中で、長期構想検討に向け長期的なニーズを充足できるよう「賢く投資・賢く使う」港湾計画を立てていただきたい、と結んだ。