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第3回インフラ整備委員会、第4回技術革新委員会「スマートシティたかまつの現状と今後の方向性について」講演会開催

投稿日:2020.10.15

令和2年10月15日(木)インフラ整備委員会と技術革新委員会と合同で、高松市総務局参事 小澤 孝洋氏を講師に迎え「スマートシティたかまつの現状と今後の方向性について」と題した講演会を開催した。
冒頭、松村インフラ整備委員長から「我が国では今デジタル化に関する関心が高まっている。わが県高松市ではスマートシティの取り組みが進んでおり、デジタルプラットフォームの上で、さまざまなデータ利活用が計画されている。スマートシティたかまつのスタート以来、3年半にわたる取り組についての説明とスーパーシティへの発展方法について議論できる場としたい」という挨拶があった。
 次に高松市総務局参事 小澤 孝洋氏から以下の説明があった。「スマートシティたかまつ」プロジェクトとは、2017年度から取り組みを始め防災・観光の分野から始まって、福祉、交通安全、まちづくりといったいろんな分野に取り組みを広げている。IoT共通プラットフォーム、FIWARE(ファイウェアー)は欧州発のオープンプラットフォームということで、日本では初めて高松市が導入した。IoTに関するデータを分野横断的に活用することが重要である。一方で、産学民官が連携した「スマートシティたかまつ推進協議会」が存在する。最初は十数社から、今では80社を超えて、今だに毎週1社2社と増えている状況で非常にありがたい。
 具体的には、防災分野において河川、護岸の水位データを収集しダッシュボード画面表示。観光分野では、市直営レンタサイクルの自転車50台にGPSロガ―を取り付け、高松市街地の外国人周遊範囲の観測。福祉分野では、高齢者の見守りとしてウェアラブルIoT機器を開発し、ICTを活用した地域包括ケアシステムを構築。また、スマートシティたかまつ推進協議会では、6つの委員会に分かれて活動している。その中の交通事故撲滅WGでは、危険要因マップを作成し、自治体・事業者の研修等で活用している。
 また、最近の取組として、デジタルデバイド対策をテーマとして取り組んでいる。デジタル化を進めていく上で高齢者等、取り残される可能性のある方への対策、つまりそういう方にどう使ってもらうかは問題意識を持って取り組んでいる。
そして、行政のデジタル化、デジタルデバイド対策、データ連携基盤という3つを柱として、どれも欠けてはならない取組として進めている。それを含めてスマートシティたかまつは2 nd ステージへと進むことになると思う。 
 最後に、今後の取組課題である「スーパーシティ構想」についても説明があった。6月に特区法が改訂され9月に施行され、10分野間のデータを横断的に活用し「コロナ時代に対応した行政デジタル化を急速に進めるため連携して新しいサービスを生み出しましょう」というのがスーパーシティの考え方である。高松市も応募に向けて検討していきたいと結んだ。その後、活発な意見のやり取りが行われ、講演会は終了した。