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第1回国際委員会 「2021 年の世界情勢・経済見通し」 WEB講演会

投稿日:2021.1.22

 令和3年1月22日(金)国際委員会は住友商事株式会社 常務執行役員 住友商事グローバルリサーチ株式会社 代表取締役社長 須之部 潔 氏を講師としてお招きし、「2021年の世界情勢・経済見通し」と題してWEB講演会を開催し、51名が参加した。まずはじめに樽見委員長より挨拶があり「本日の講演は2021年の世界情勢を俯瞰的にコンパクトにまとめたテーマになっている。この講演会が、ご参加いただいた方にとってお役にたてればと考える」と述べた。
 講演は2020年の振り返りからはじまり、次に米国バイデン政権ついて詳しく説明した。バイデン政権は「国際協調路線」に舵を切っており、内政では法人税の引き上げや環境インフラ投資の拡大、外交では多国間主義や国際協調主義への回帰など、トランプ政権が進めてきた政策から大きく舵を切っていると述べた。また、中国については新型コロナの早期抑制に成功し、医療備品や遠隔教育での特需、各種政策支援(インフラ投資、自動車促進、企業減税等)により経済を急回復させており、IMFは2021年に+8.2%の成長となることを予想していると説明した。そのほか、香港、台湾、北朝鮮の情勢、アジア大洋州、英国、中東の勢力図、旧ソ連、中南米、アフリカ情勢など、幅広くわかりやすく解説した。最後に日本の菅政権の課題と日本経済の動向、エネルギー市場についても解説したうえで、各国のカーボンニュートラル宣言の取り組みや、サスティナブルファイナンスについても触れた。参加者からは「現状日本のGDPは横ばいだが、今後日本が世界に存在感をだすためには、どのようなところが有望で、どのような事に取組んでいくべきか?見解をきかせてほしい。」「バイデン政権の対中国、対台湾についての本音と建て前についての見解を教えてほしい」など、多くの質疑応答があり大変盛況な講演会となった。