トピックス

第10回インフラ整備委員会「下関港ウォーターフロント開発(あるかぽ~と開発)について」WEB講演会開催

投稿日:2021.2.10

令和3210日(水)第10回インフラ整備委員会として、下関市港湾局経営課 下関港ウォーターフロント開発推進室長 上部 博範 氏を講師にお迎えし、「下関港ウォーターフロント開発(あるかぽ~と開発)について」と題したWeb講演会を開催し、Web参加を含め計34名の出席があった。冒頭、松村インフラ整備委員長から「香川県と坂出市では港湾長期構想委員会が開催されている。この長期構想の意見表明をするにあたり、4回にわたり委員会、勉強会を実施してきた。その課題として、県民ホールのある中央ふ頭の再開発があがっている。他県の有効活用の中で注目されているのが下関港ウォーターフロント開発であり、(株)星野リゾート誘致にも成功しており、本日講演会を通して参考にさせていただきたい。」という挨拶があった。
 上部室長から、「まずは、あるかぽとの位置、あるかぽと及び岬之町(はなのちょう)エリアの開発についての説明があった。あるかぽと(B地区)とは、駐車場及び芝生化したふ頭用地約1.8haのことである。そこで、民間ホテル事業者の公募を行い、(株)星野リゾートの事業契約を昨年3月に締結した。」
「今までの経緯についてまとめると、あるかぽーとのBというエリアは、平成の初期に埋め立て造成されて以降現在まで一度も建物が建設されたことがない。そこには2度の公募の頓挫というとても苦い過去があった。
 まず最初のトライである第1回公募は、平成11年にはじまるが近隣住民や既存商店街との合意形成を図ることが出来ず、平成195月にホテル事業用地売却案市議会否決により、協定書が解消された。また、次の第2回公募は、翌年の平成20年にはじまり、公募選考結果を事業者に伝えた直後の平成21年にリーマンショックが発生し、優先事業者からの白紙回答により計画を撤回された。次点事業者にも意向調査を行ったが前向きな返答を得られず、2度目の頓挫となってしまった。しかし、その後短期計画として事業用定期借地権を活用し、①賑わい創出のゾーン(東地区)②くつろぎ交流のゾーン(西側地区)③賑わい・交流ゾーン(国道側地区)については、現在につながる開発として運営している。
 その後、新しく前田晋太郎市長ハイクォリティなウォーターフロント開発を公約に掲げ平成293月初当選、半年後に下関ウォーターフロント開発推進室を設置した。これまでの取り組みの反省点に立ち返り、32者(内市内6者)へのサウンディング調査を時間をかけて実施することにより、現在求められるニーズやトレンドを把握。その後パブリックコメントなどの意見収集を実施して、平成30年秋に全体コンセプトを作成した。その後、あるかぽーと1363738の約1.8ha民間ホテル事業者公募を実施。平成313月に(株)リゾート優先交渉権者として決定。令和23月事業契約締結となった。今後、令和5年開業を目指している。」
「また、あるかぽと開発による経済波及効果(試算)によると、雇用の増加240人、経済波及効果は17億円/年と見込まれている」とお話された。その後活発な意見のやり取りが行われ、講演会は終了した。